加齢黄斑変性症

加齢性黄斑変性症とは

眼の奥で光を受け取り、その信号を視神経に送る部分を網膜と言います。そして、その網膜の中でも特に光を受け取る細胞が多く、ものの見え方に大きく関わっているところが黄斑です。

加齢性黄斑変性症は、その名の通り年齢によって黄斑に異常をきたす病気で、原因としては黄斑の細胞が萎縮することと、新しい血管が出てくることの2つがあり、前者を「萎縮型加齢性黄斑変性症」、後者を「滲出型加齢黄斑変性」と呼んでいます。

特に滲出型加齢黄斑変性は、メガネをしても視力が0.1以上にならない高度な視力障害をきたすことがあります。

加齢性黄斑変性症の症状

  • ものが歪んで見える
  • 視力が低下する
  • 中心部分が暗く見える
  • 部分的に見えづらいところがある
  • 中心部分が欠けている

加齢性黄斑変性症の治療

まずは、通常の視力検査に加え、方眼紙のようなものを見て視界の歪みや欠けをチェックする検査やOCT(眼底像撮影装置)を使った眼底検査などによって診断をします。その上で、加齢性黄斑変性症であれば、治療を進めていくことになります。

萎縮型加齢性黄斑変性症の場合は点眼薬を使って経過観察をすることがほとんどで、悪化させないために禁煙や過度な飲酒を避けるといった生活習慣改善をします。一方、滲出型加齢黄斑変性の場合は、新しい血管が出てこないよう注射します。これは「硝子体注射」と呼ばれる治療法で、「抗VEGF抗体」という薬剤を硝子体(眼球の真ん中の部分)に入れます。

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