魔目
魔目
2月といえば節分。
節分の日には、「鬼は外、福は内」と唱えながら、豆を使って鬼や邪気を祓う儀式「豆まき」が各地で行われます。
昔は、病気や災害など悪いものはすべて「鬼」の仕業だと考えられていたため、鬼を退治する効果があるとされる豆を投げる風習が広まりました。
豆まきで投げる豆、実は「魔目」という字で書かれることをご存知でしたか??
節分の豆が「魔目」という漢字で表されるようになった理由は、文字通り「魔の目=鬼の目=魔滅」に関係し、無病息災を祈る意味があります。
昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということです。
鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。豆が「魔滅」、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことにも通じるため、煎った大豆を使い、これを「福豆」といいます。
日本人に馴染みの深い節分ですが、目に関わる知識があったとは驚きです。
さて、我が家では節分でなくてもわが子に「鬼の目」、、鬼の形相になることもしばしば。例え鬼の顔が恐くても鬼退治の伝説のように決して目に向かって豆を投げないでくださいね。
1年に一度の行事に、豆まきの由来を学ぶ良い機会にしてみてはいかがでしょうか。
