the 20-20-20 rule

the 20-20-20 rule

近年、新型コロナウィルス感染拡大の影響やICTを活用した社会現象が進む中で、子供も大人も自宅でパソコンやスマートフォンなどを長時間使う機会が増加しています。この新生活習慣により目への負担が大きくなると、視力低下や眼精疲労などの症状が現れることがあります。肩や首の凝り・頭痛・倦怠感など、身体に支障が出ることもあります。毎日使う目だからこそ、日常生活の改善から対策をすることが大切です。
 「the 20-20-20 rule」をご存じでしょうか?これは「デバイスの画面を20分見るごとに、20秒以上、20フィート(約6m)以上 離れたものを見て休憩する」ことにより、視力低下や眼精疲労などを予防することを目的としたルール(習慣)で、アメリカ検眼協会(AOA)が作成したものです。この「20分・20秒以上・20フィート以上」はあくまでも目安です。画面が小さいスマホやゲーム機器を見続けた場合は目への負担がより大きいため、「20分よりも早く休止を挟む」ことが望ましいとされています。また、20秒以上画面から目線を外して20フィート以上離れたものを見るとしているものの、眼精疲労がひどい場合には「目の疲れが取れる時間」を優先してください。目を閉じるのも効果的です。「the 20-20-20 rule」を取り入れることにより緊張している眼の筋肉をほぐし、ピント調節機能の悪化を防ぐことが可能となります。
 しかし…、ICTなどで大事な勉強や楽しい時間を過ごしていると、つい時間を忘れてしまいます。そんな時は、タイマーを利用してみましょう。目と耳で時間を管理することにより、忘れずに休憩を取ることが出来ます。
 目の健康を守るためには、目にかかる負担を減らす工夫をするしかありません。スマートフォンやパソコンは現代の必須ツールであるため、目の使い過ぎを意識的に抑制し、目を労わって過ごしましょう。

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