夏バテ予防に夏野菜でリフレッシュ!

夏バテ予防に夏野菜でリフレッシュ!

夏の暑さの乗り切るために冷たいドリンクばかり飲んでいませんか?
冷たいものを摂り過ぎると、胃腸が冷え消化能力が弱まってしまう為、食欲が落ち、身体のだるさや疲労を起こしやすくなります。また、汗と一緒にミネラルが体外に出ると熱中症や夏バテの原因になります。


トマトにきゅうり、ナスやオクラなど夏野菜のおいしい季節になりました。
野菜は旬の時期に一番栄養価が高く、その時期に身体に必要な栄養素が詰まっています。
夏野菜は身体に必要なビタミンやミネラルを補給しながらリフレッシュすることができます。また身体を冷やしたり体温を下げるはたらきもあり、水分補給としても最適です。


夏野菜の効果
1、夏バテ予防
2、熱中症予防
3、利尿作用(むくみ予防)
4、紫外線対策
5、胃腸を守る


まず夏野菜の代表、トマトについてお話します。トマトは水分が多く、ビタミンやミネラルが豊富で、汗で流れやすいカリウムやカルシウムなど、夏に摂りたい栄養素が多く含まれています。
また、トマトの赤い色は「リコピン」という成分によるもので、サビつきから身を守る抗酸化作用が強く、夏バテや紫外線から身体を守ってくれる効果にも期待できます。

生で食べてもおいしいトマトですが、油に溶けやすく加熱することでリコピンの吸収率がアップします。サラダにするときはオリーブオイルを加えてみたり、トマトソースやスープなど温めて食べるのもおすすめです。


「きゅうり、ナスには栄養がない」と聞いたことはありませんか?そう言われるようになったのは、きゅうりもナスも90%以上が水分で構成されているからです。
しかし、そんなきゅうりやナスにはカリウムが多く含まれています。カリウムは利尿作用があり、体内のナトリウムを排出して、むくみの解消によく効くといわれています。
水分が豊富なので身体の熱を放出して、のぼせやほてりを鎮める効果もあり、だるさや食欲不振などの夏バテ症状を予防、緩和することができます。


オクラ独特のネバネバ成分は、胃腸の粘膜保護作用があり腸内環境を整える作用があります。そのため、免疫機能がアップすることに加えて夏の弱った胃腸を整え、食欲を改善する効果も期待できます。


他にもピーマン、ゴーヤ、トウモロコシや枝豆など、夏はおいしい野菜がたくさんあります。
アイスクリームや、かき氷、冷たいドリンクがおいしい季節ですが、
今年の夏は、夏野菜で身体を整えてみてはいかがでしょうか?

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