もしかして目のフレイル?

もしかして目のフレイル?


アイフレイル」という言葉を耳にしたことはありませんか?

テレビCMで「アイフレイルは〜病気の手前かも!?〜」と「かえるの合唱」の音楽で流れていますね。

「フレイル(体や心の元気が少しずつ低下していくこと)」という言葉が注目され、テレビや新聞、市民講座でもフレイル予防が取り上げられています。
実は、目にも同じような“年齢による変化”があるんです。
それが「アイフレイル」です。


今回は、アイフレイルについてお話します。



アイフレイルってどんな状態?

アイフレイルは、加齢にともなって目の機能がゆるやかに低下していく状態のことです。
アイフレイルとは特定の目の病気を指すものではなく、目の不調がある状態を指します。


例えば、こんな症状はありませんか?
・目が疲れやすくなった
暗くなると見えづらい
ピントが合いにくくなった
まぶしさが気になる
テレビやスマホを見るのがつらくなってきた

こうした変化が少しずつ出てくるのがアイフレイルの特徴です。
「年のせいかな?」とそのままにせず、早めに気づいてケアすることがとても大切です。


どうしてアイフレイルに気をつけるの?

目が見えづらくなると、自然と外出や人との交流が減ってしまう方も少なくありません。
そうすると、体を動かす機会が減ったり、気持ちも沈みがちになったり…。
つまり、目の元気が、心や体の元気にもつながっているんです。


目の健康を守るためには?
アイフレイルは、年齢を重ねれば誰にでも起こる可能性があります。
自分が気づいた「変だな、おかしいな」「最近ちょっと見えづらいかも…」といった目の違和感を放置せず、ご自身やご家族の変化に気づいたら一度、眼科でチェックしてみてくださいね。

当院は予約制ではありませんので、受診される方は診療時間に直接お越し下さい。

pagetop