紫外線の眼への影響

紫外線の眼への影響

紫外線は結膜(白目)や角膜(黒目)・水晶体で吸収されるため、眼にもたくさんの悪影響を及ぼします。
大量の紫外線を短期間に浴びた場合、角膜炎などの急性疾患を引き起こし、強い痛みが生じます。
長期間 紫外線を浴びることで発症する慢性疾患には、瞼裂斑・翼状片・白内障などがあります。
瞼裂斑とは結膜にできる黄色い斑点や隆起のことで、充血や異物感が出ることがあります。
翼状片とは結膜が角膜に向かって伸びていく疾患で、進行すると瞳孔が覆われ視力が低下するため、
大きくなる場合は切除する必要があります。
白内障とは水晶体が混濁する疾患で、進行すると視力が低下するため、手術が必要となります。

近年、調光レンズや偏光レンズもUVカット機能付きが主流となり、
人気アウトドアブランドの日傘がコンビニで購入出来たりと、紫外線対策への意識が年々高まっていると感じます。

9月はまだまだ紫外線の量が多い時期ですので、適切な紫外線対策で眼の健康を維持しましょう。

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